
親子で身体いきいき
「古武術あそび」
著者:岡田慎一郎(介護福祉士、介護支援専門員)
介護技術を模索する中、武術研究者の甲野善紀氏と出会い、古武術の身体操法による介護技術に感銘を受け、師事する。
現在、小学生を対象としたバスケットボールスクールを主催しています。
たまたま立ち寄った本屋で、「親子でいきいき」「古武術」「あそび」「自然なチカラ」のキーワードが目に飛び込んできました。
興味を引くキーワードに思わず引き寄せられてしまいました(笑)
中身をざっと書くと
第一章 小さな力で大きな力を出す「あそび」
(いろいろな「技」を使うことで 、筋力が弱い人でも小さな力で大きな力を出すことが出来ます。)
・キツネさんの手・手のひら返し・蹲踞(そんきょ)相撲・仙骨飛ばし・一足立ち・人間ジャッキ
第二章 身体の使い方が身につきケガをしなくなる「あそび」
(危険をコントロールできる身体の使い方を身につければ遊びもスポーツも思い切り楽しめます。)
・全身柔らか体操・バランス崩し勝負・一本歯下駄あそび・タオル取り勝負
第三章 疲れない動きを身につける「あそび」
(体力があるなしにかかわらず疲れないで動ける身のこなしがあります。)
・膝行(しっこう)・ナンバ走り・糸まきまき
これだけではよく分からないと思いますが、要するに全身の力を引き出すコツがあると言う事なんです。
たとえば、「手のひら返しの不思議な力」と言うことで、手のひらで人を後ろから押してもあまり押せないのに、手のひらを返して手の甲側で押すとなぜかすごく力が出ます。この不思議な力がどうして出るのかについて解説があります。
胴体と腕をつなぐ肩にヒモが入っているとイメージして下さい。通常の手のひらからだと、そのヒモは緩んだままです。ところが手のひらを返して手の甲からにすると、肩のあたりに張りがでます。ヒモがピーンと張った「あそび」のない状態です。そうすると身体全体の力がダイレクトに手まで伝わるのです。– 中略 – 無駄なく力を伝えるためには、緩みをなくした状態で全身の力を引き出すということがコツなのです。
そんなこと考えて遊んだことはありませんが、なるほど〜!と感心することばかり。
人間の身体の自然な力を引き出すコツをつかめば、普段の生活もさることながら、スポーツにもじゅうぶん応用できます。
読んでみる価値はありますよ。

バスケットボール練習メニュー200

バスケットボール練習メニュー200―考える力を伸ばす!
日立サンロッカーズヘッドコーチ 小野秀二さん監修のバスケの教科書を購入しました。
現在は、2009年日本代表のヘッドコーチですね。世界に通用する選手育成がどこまで出来るか期待してます。小野さん頑張って下さい。
「高さ」に対抗するには、「スペース」!!
身長の面で劣る日本人が、チームとして世界と戦うときには、走る速さ、動きの速さ、展開の速さを、いかに発揮できるかが重要な鍵を握ります。その速さを活かしたプレーをスムーズに展開するのに必要なのが「スペース」です。大切なことは”空いているスペースを使いながら、いかに効果的に動くか”ということ。
と小野さんは言っています。
世界から大きく水をあけられた日本バスケ。本当の意味で抜本的改革(どこかで聞いたことがありますが)が必要ですね。
また、こんなことも書かれています。
「よい選手になるためには的確な判断力が必要」
日本国内のバスケットボールの試合は通常、10分間の4ピリオド制、トータル40分で行なわれます。・・・コート上には10人の選手がいることになります。・・・中略・・・1人の選手がボールに触っている時間が単純計算で「4分」になるということは、ボールを持っていない時間のほうが長くなるということを意味しています。そう考えると、ボールを持っていないときに、どのような動きをするのかがとても大切になることがおわかりになるでしょう。・・・中略・・・よい選手になるための条件としては、戦況をよく見ながら、どのプレイを選択すべきかを判断する「冷静な判断力」が欠かせないということになります。
ドリブル、パス、シュートと、ボールを持っている場合の練習は当たり前に行なっています。最近の選手の個々のスキルは凄いです。私たちが現役のころとは比較にならないほどたくさんの技もあり、真似出来ません。さまざまなスキルをマスターしなければならないのである意味大変です。
自分がプレーヤーのころは、自分のドリブルに自信がなく、ディフェンスされる前に抜いてしまえ!って感じでした。笑
この本の内容は、シュート、パス、ドリブルの基本練習から、1対1、チームプレイの発展練習まで、中高生にも分かりやすく書かれていると思います。
目次をざくっと書いておきます。
- 序章 練習メニューの組み立て方
- 第1章 シュート
- 第2章 ドリブル
- 第3章 パス
- 第4章 ディフェンス
- 第5章 リバウンド
- 第6章 個人技を磨く1対1
- 第7章 連携プレイ
- 第8章 チームオフェンス
- 第9章 チームディフェンス
- 第10章 基礎体力UP
技術解説や指導者MEMOなど、ポイントが書かれていますので200(本では201ありますよ)の練習メニューを納得いくまで練習しましょう!
小野さんとは、現役当時よくマッチアップしていました。私が高校生の時に小野さん(筑波大)のプレイを初めて生で見て憧れるようになり、学生の時には住友金属での合宿でいろいろと学ばせていただきました。日本リーグでは対戦相手となりましたが、小野さんのプレイスタイル、バスケに対する姿勢、人間として素晴らしい方だと思っていました。激しいディフェンス、広い視野、華麗なドリブルやパスなど選手としても素晴らしいことは言うまでもありません。
この本を通して小野さんが言いたいことは、ほんの数ページしかありませんが、「スペースの大切さと冷静な判断力」だと感じます。手先が器用な日本人が本当に学ぶべきモノは判断力を磨くこと、それが日本人に科せられた課題ではないでしょうか?
小野さんが日本代表のヘッドコーチになる前に、強化部長でありながら急場をしのぐために急遽ヘッドコーチに就任した倉石さん・・・同チームでいっしょにプレイしていました。
何か人ごとに思えないのも分かる気がする。
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